乾燥性敏感肌について

乾燥性敏感肌とは?

乾燥性敏感肌とは、肌が乾燥しかゆみをともなう肌荒れを起こした乾燥肌と、外部からの刺激に非常に弱い敏感肌をあわせ持つ肌のことです。つまり、これまでに述べてきた乾燥肌と敏感肌の両方を備えている、トラブルの多い肌です。

乾燥性敏感肌は皮膚の角質層の水分を保つ働きが減少したり、角層の水分保持機能と外部刺激の侵入を防ぐバリア機能を持つセラミドの不足により肌のバリア機能が低下して、外部からの刺激に過剰に反応してしまいます。刺激を与えるものは雑菌やアレルゲンなどさまざまです。その結果、かさつき、かゆみ、肌荒れ、炎症などが起こります。

外部からの刺激の他にも寒い時期の乾燥や、暖かい時期の紫外線、加齢、ホルモンバランスの変化、ストレスや食生活のかたよりなども乾燥性敏感肌の原因とされています。

アレルギー体質の人の肌は外部からの刺激に非常に過敏に反応するので、乾燥性敏感肌になりやすいと言えます。

 

予防とスキンケア

乾燥性敏感肌の予防とケアは、大きく分けて体の外部から行うものと内部から行うものがあります。

外部から行うものは、きちんと保湿して肌のうるおいを保つことです。乾燥肌や敏感肌、それに乾燥性敏感肌用の保湿を目的とした化粧水、乳液、クリーム、美容液、クレンジング、洗顔料、石鹸、ファンデーション、日焼け止め、シャンプー・・・など色々な製品があるので、自分の肌に合った、無添加で低刺激のものを選んでスキンケアを行いましょう。セラミド成分の配合されたものもお勧めです。

ケアのタイミングは洗顔後や入浴後が最適です。水分を拭き取った後で手早く、特に乾燥肌になりやすい冬には念入りに行いましょう。冬場はまた、空気の乾燥で水分が奪われるので、加湿器などを使って部屋の湿度を保つことも大切です。

内部から行うものは、食べ物やサプリメントで肌の保湿や美容に良い成分を摂取し、肌の調子を改善し、整えることです。乾燥性敏感肌に良いとされるビタミン類を多くとるとよいでしょう。

また食事に気をつかうだけでなく、適度に運動をしては水分をとったり、ストレスを溜めないようにしたり、生活全般を見直すことがおすすめです。

 

 

悪化した場合は?

乾燥性敏感肌は病気ではありませんが、悪化してしまうと肌の炎症を引き起こします。また、アトピー性皮膚炎を起こしてしまう可能性もあります。

スキンケアを続けても効果がなかったり、かゆみや肌荒れが悪化していると思われたら皮膚科を受診することをおすすめします。受診後は医師の指導でスキンケアを行いましょう。